茶野はつみ

プロフィール

名前 茶野葉摘(ちゃのはつみ)
性別 女の子
年齢 14歳
身長 166cm
一人称
二人称 あなた
好きな物 抹茶ラテ
苦手な物 (考案中)
趣味 (考案中)
得意な事 わからない
不得手な事 冷静に複雑な事をこなす事

概要

ちよこ、みく、ララのクラスメイトの女の子。14歳。
生真面目な性格で、常に気を張っていて神経質な印象を与える。完璧主義者でもあるため、集中して取り組んでいる時に気が散るような事をされると、強く当たってしまう事も。
本当は自分に自信がなく、いつも失敗をする事に強い恐怖を抱いていて、その不安から人に強く当たってしまう自分の事を嫌い罪悪感を抱いている。
褒められる事が好きで、褒められるとより頑張る力がわく、褒められると伸びるタイプ。
自分に自信を持てるように自然な自己肯定感をつけるため、フリースクール「甘井エコール」に通っている。

さらに詳しい設定

緊張している時、抹茶ラテを飲むとリラックスできるという。

過去

小学生の頃に、習い事として茶道教室に通っていた。
両親が旅館を経営しており、両親のお手本のような礼儀正しく人を思いやる振る舞いや人のもてなし方を見て育ち、憧れていた。
それから茶道に興味を持ち習いたいと思うようになり、「両親みたいに優しくてかっこよくて、みんなを喜ばせられる人になりたい」という理由はもちろん「自分も両親みたいに素敵な人になれたら褒められるかな?」という子供らしい理由もあって、茶道を習う事になった。

しかし、はつみは複雑な物事を冷静にこなす事が苦手であり、難しい事に直面するとパニックになってしまう。
はつみは先生の話をしっかり聞き真剣に取り組んだが、茶道教室の決して易しくない指導に追いつけず、慌てて失敗を繰り返してしまう。
親身に指導してくれる先生もいたが、同じ教室に通う子供やその親、他のプロ意識の強い先生には嫌味や陰口を言われてしまう。

その嫌味や陰口ははつみの自信をみるみる失わせ、はつみは自分に向き合い続けてくれた先生の期待に応えられない事にも負い目を感じ、自分には向いてないと茶道をやめる事を決め、両親もはつみの気持ちや状況を考慮し教室に通う事をやめさせた。
それからはすっかり自分にネガティブな感情を抱くようになり、失敗を恐れ、完璧を求めるあまり神経質になってしまうようになる。
小学校でもその弊害が出てしまい、少しでも気が散る事があるとその要因となっている相手に、相手が悪気があるかないかにかかわらず怒ってしまい、クラスメイトとの関係も悪化してしまう。
そして人間関係にも自信をなくし、小学校に通う意欲もなくしていき、不登校になる。

両親ははつみにあまり自分を責めないよう気遣うが、はつみの心の傷は深く「私なんてどこに行っても人を不快にさせる」「何やっても私はダメ」と頑なに自分を否定し縮こまってしまう。
そんな彼女に両親は「少しでも自分に自信を持ち、いろんな事に怖がらなくていいようになれる足がかりになれば」と、フリースクール「甘井エコール」についてはつみに話し、学校に見学に行き先生にもはつみの事を相談した。
そして「また学校に通うのは辛いかもしれないけど、ここならきっとあなたの全てを受け止めていろんな事ができるよう優しく教えてくれるはず。はつみはどう思う?」と尋ね、はつみは「やっぱり怖いけど、諦めるのも嫌だし自分を変えたい」と、甘井エコールに行く事を決めた。

小話

モチーフは抹茶。
葉を摘むと書くので一見縁起の悪い名前のように見えるが、「お茶の葉を摘むようにたくさんの収穫がありますように」とはつみの両親が願いを込めてつけた。